子どもの頃から、お菓子をつくって食べてもらうこと好きで。「おいしい」という言葉をもらうたびに、喜びを感じていました。調理学校にいた頃、シュゼットで研修を受ける機会があったんです。先輩は、私と1〜2歳ほどしか変わらないのに、的確かつスピーディーに仕事を進めていて、一から丁寧にお菓子の作り方を教えてくださいました。研修が進むにつれて「先輩みたいになりたい」という想いが強くなっていきました。入社後は、年上のスタッフや、後輩と接する機会が多くあります。当時、先輩に教えていただいた経験を思い出して、自分の意見を伝えながら対話することを大事にしています。
シュゼットのパティシエとして働く中で、私は、特にコミュニケーションが大切と考えています。仕事が慣れない時期は、キャリアの長いスタッフや後輩のメンバーに対して、自分の意見や指示をうまく伝えられず、悩んだこともありました。そんな中、先輩から教えてもらったアドバイスを、スタッフに話すなど、試行錯誤していきました。その結果、チーム全体の動きが活発になり、後輩も次々と新しい仕事を習得してくれました。チーム一丸となってお菓子を作ることや、後輩の成長に、やりがいを感じています。いろんな人と関わりながら働くシュゼットじゃないと味わえない、貴重な経験ができていると感じています。
シュゼットのパティシエは、入社後すぐにリーダーとして現場をまとめる経験ができます。20代のうちから、数百人のメンバーと仕事ができたのはシュゼットだからこそ。一人ひとりと向き合い、チームでお菓子を作る経験が、私のやりがいも広げてくれています。